写真集


 聖純表紙  撮影 大山文彦(SHOOTING STAR)
スタイリスト 富田育子
ヘア・メイク 川上誠吾
アシスタント 九重圭吾(SHOOTING STAR)
デザイン 白畠かおり
プロデューサー 野間 真(アルテミスプロモーション)
編集 大滝 登(バウハウス)
ロケーションサービス 多和田新吉(ロケーションファースト)
ロケ地 沖縄本島・石垣島・竹富島
ロケ日程 1996/12/9〜14 (曇り、雨、晴3時間)
森下純菜の第二弾写真集となるこの作品は、本人と事務所社長の「和風で女子高生としての最後の記念となるようなものを」という希望により、撮影場所やコンセプトを決めた。テーマとしては、男の子の視点で、同じクラスの美少女を好きになり、だんだん仲良くなって、最後は結ばれるというもので、撮影自体も、本人にこのシュチュエーションは、どういうシーンで、どういう気持ちなのかというのを説明して、そういう時自分はどういう顔をするかを考えてもらいながら撮影した。写真集での彼女の作りものでない本物の表情(とまどい、寂しさ、笑顔)はそこから来ている。写真の組の構成としては、私が考えたが、最終的には表紙、裏表紙含め若干の営業的な見地の組の修正が出版社より加えられている。台湾から目とハナの先の石垣と言えど、冬の沖縄地方はとても寒かったが彼女は文句一つ言わず、どんどん撮影にのめり込んで行き、薄着になることにも堂々としていた。彼女とはもう3年以上前からの付き合いとなっていて(初めて上京して宣材撮影した時からだと思う)お互いの信頼関係があっての事なのだが、演ずる事への(写真集の主人公になりきる事)プロ根性が凄かった。「売れるものを創らなければ出す意味が無いし、私の事を多くの人に知ってもらいたいから」と彼女は帰りの飛行機の中でポラを見ながらつぶやいた。多くの人達の愛情に支えられながら頑張った彼女の写真集は、ヒットした第一弾の写真集とも違う、文学的でリアリティのある素晴らしいものになったと思う。2月24日の発売当日に、東京・神保町の書泉ブックマートで、メインのコーナーの一番良い位置に平積みになっていた事が、何よりの彼女へのねぎらいだろう。

●撮影メモ  : 中判カメラでの撮影をメインで考えていたが天気が悪く、殆どを35mmで撮影せざるおえなかった。 85mmf1.21/30秒位が多く、RDP2でもかなり厳しい状況だった。しかもロケ前半の悪天候で RDP2を使いきり、ロケ後半の悪天候(笑)では、PVPでの撮影を余儀なくされたが、それはそれで、この写真集の良いカラーになったとも言える。使用機材ニコン&ペンタ645

●タイトル候補:純潔 純真 純白 清純

●パブリシティ:ドリブ4月号、Nowon No.22、Dr.ピカソ6月号、PHOTOSHOT Voi.23、カシャ!3/27、FRYDAY3/7、MEGA CITY No.001、すっぴん3月号、コミックボナンザ5月号、アサヒ芸能No.2603、Chuツ No.10、投稿、写真4月号、週間漫画5月号、CanGalプレスVol.1、ヤングキング増刊8/11



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